とにかく大事な家具を傷つけたくない!
掃除は週2回行うをモットーにしているgohです。
我が家では週に2回、ゴミの日の前日に掃除を行うということが何となく習慣化されています。
ただ、一軒家に引っ越したことにより、賃貸暮らしのときよりも各段に掃除が大変になりました……
共働きで一軒家を掃除するって大変!
と、見事な弱音を吐いてしまいました。
そこで導入を検討したのがロボット掃除機です。
しかし、導入するにあたって懸念点もありました。
ロボット掃除機と言えばやっぱりルンバ?
掃除は大変だしロボット掃除機はほしいけれど、家具を傷つけられるのは嫌だなぁ。
などいろいろ悩み、比較検討して最終的にエレクトロラックス14.4V Pure i9.2を購入するに至りました。
今回は、エレクトロラックス14.4V Pure i9.2の購入に至った理由と、実際使用してみた感想について書いていきたいと思います。
共働きのご家庭など、ロボット掃除機を検討されている方の参考になれば嬉しいです。
エレクトロラックス14.4V Pure i9.2のロボット掃除機の特徴って何?
エレクトロラックスは、ロボット掃除機を世界で一番最初に販売したスウェーデンの大手家電メーカーです。
初代ロボット掃除機発売から、17年という時を経て満を持して発売されたのが、Pure i9です。
Pure i9.2(PI92-6DGM)は、その後期型で2019年11月に発売されました。
いま現在(2022.2.15時点)の最新モデルになります。
空間や障害物を立体的に認識することによって、家具などへぶつかる確率がとても少なくなります。
特許を取得している3Dビジョンテクノロジーというシステムで、左右のレーザーと正面のカメラで立体的かつ正確に空間と自分の位置を認識し、家具や物を避けながらも部屋の隅っこまで効率良く掃除してくれます。
また、デザインやカラーも他にはなく、マットゴールドカラーが品があってインテリアにも馴染みます。
操作も専用アプリから簡単にできるので、外出先からスマホ1つで掃除を開始できます。
仕事帰り、急に同僚が「家に行ってもいい?」と言ってきても安心ですね。
それは事前に言ってね。
他のロボット掃除機に比べ、ややコンパクトで、ソファ下などにも入りやすいところも良いポイントです。
機能的かつインテリアに馴染むというバランスの良さが特徴です。
エレクトロラックスのロボット掃除機を実際に使用してみた感想・レビュー
ということで、約半年ほど(2022年2月15日時点)エレクトロラックスPure i9.2を使用してみた感想をお伝えします!
開封、デザイン
本体、ブラシ、充電台、コード、説明書、保証書とシンプルな中身です。
充電台のコードは割と長め(約1.8m)なので、設置できる場所も広がります。
コードの長さがそんなに必要無い場合は、台の裏に巻いて収納もできます。
デザインは、三角形でややマットなゴールドカラーが特徴的です。
我が家には、ロボット掃除機専用の基地みたいなものはありませんので、基本部屋にむき出しで待機しています。
そのため、インテリアに合うデザインやカラーというのは重要でした。
エレクトロラックスPure i9.2は、ルンバやル―ロなど他のメーカーのものに比べて小ぶりで、部屋に置いても圧迫感がでないところが良かったです。
また、色がほどよくマットなゴールドというところも家のインテリアと相性がばっちりで気に入りました。
どうでしょう。この馴染みっぷり。
自己満乙。
我が家のリビングダイニングのインテリアが和モダンで、木の素材や色を中心にインテリアを組んでいます。
そのため、ブラックやホワイトなどパキッとし過ぎる色はなるべく置きたくありませんでした。
エレクトロラックスPure i9.2は、決して品のないゴールドではなく、お洒落で品のある落ち着いたゴールドです。
和風、和モダン、北欧、昭和レトロといったインテリア、お家なんかにも合わせやすいと思います。
さすがスウェーデンのメーカー!
掃除機なので、ついつい機能を重要視してしまうのですが、こういったデザインに配慮している点も決め手になりました。
家具にぶつからない
エレクトロラックスPure i9.2がウリにしている1つが、3Dビジョンテクノロジーと呼ばれる障害物を回避する機能です。
360度クルクルと周りを見渡してから掃除をしていくため、家具に当たることが少ないです。
家具を傷つけないという部分を、本当に、ほんっっっとうに重要視していた僕。
家具に一番ぶつかりにくいものを店員さんに尋ねたところ、エレクトロラックスPure i9.2とのことでした。
それでも信用しきれず(店員さんごめんなさい)、家電量販店などでサンプル機が動いている様子をとにかく観察しまくりました。
その中で、明らかにエレクトロラックスPure i9.2が物にぶつかる確率が少なかったんです。また、仮に当たったとしても非常にゆっくりソフトに当たっていました。
某有名ロボット掃除機などは、サンプルとして置かれている棚などが動くくらい激しくぶつかっていたので……
実際、家で使用するとなると家具などがあり、お店のお試し用スペースなんかよりも遥に複雑に動いてくれないといけません。
そのため、360度周囲をちゃんとレーザーとカメラで把握してから進んでくれるエレクトロラックスPure i9.2はとても良いなと思い、一番の決め手になりました。
実際、家で使用してもぶつかることは少ないです。
ちょっと複雑な形状の角なんかはぶつかることもありますが、当たったとしてもかなり緩やかです。
僕の家は、リビングから和室に繋がる床がやや複雑というか連続して角があります。
そのため、よく障子に一度ぶつかります。(ぶつからないこともあります)
毎回心配にはなるのですが、障子が破れたことはありません。
そのくらいぶつかるときには減速してくれるということです。
掃除能力、吸引力
エレクトロラックスPure i9.2は、空間や物を立体的に認識して効率良く掃除してくれます。
吸引力も、パワーモード・通常モード・サイレントモードと3段階で設定できるためしっかりと掃除できます。
運転モードがバーの長さで表示されるって何だか洒落ていますね。
我が家ではサイレントモードもよく使うのですが、それでもかなり細かいゴミを取ってくれます。
どこにこんな大量のゴミが落ちてたの!?
と思うくらいかなりしっかりと掃除してくれますよ。
また、我が家では主に1階の掃除に使用しているのですが、リビングダイニング、キッチン、玄関ホール、脱衣所を途中充電することなく、1度で掃除することが可能です。全部で26~27畳といったところでしょうか。
まだまだ、和室など範囲を広げても再充電無しで掃除可能です。(パワーモードで約60分、サイレントモードで約120分連続運転可能です。)
なので一般的な一軒家やマンションだと問題なく使用できると思います。
広いお家や、もっと掃除箇所を増やす場合は再充電が必要になることもあるかもしれません。(その場合は、約1時間程で80%程度充電でき、再度掃除を開始してくれます。)
以前賃貸に住んでいた時は、クイックルワイパー的なモップで掃除していても苦にならなかったのですが、一軒家になってからはかなり掃除が大変になりました。
しかし、エレクトロラックスPure i9.2を導入してからは、一階の掃除を任せている間に、トイレや二階の掃除をすることができるため掃除が各段に楽になりました。
おかげで、一軒家に引っ越してからも週二回掃除するという我が家のルールを守れています。
これが無ければ貴重な週末を掃除の時間に費やすことになり、ストレスフルで夫婦関係も悪化していたことでしょう。笑
それはちょっと大げさかもしれませんが、引越して家具も新調した中、安心して掃除を任せられるのは、エレクトロラックスPure i9.2の物を避けながらしっかり隅まで掃除してくれる機能性の高さのおかげだと本当に思います。
家具にもガンガンぶつかっていくような機種だと安心して任せられませんので……
音の大きさ
音の大きさは、一軒家だと特に気になりません。夜でも気にせずに(サイレントモードで)動かしていますが、お隣に聞こえる程の音ではありません。
しかし、マンションなど隣との距離が近い場合は少し気になるかもしれません。
一軒家でも都会のお家など隣同士が近い場合は気になる可能性はゼロではありません。
後述しますが、口コミでも動作音が大きいという意見がいくつか見られます。
実際、動画を撮ってみたので、音が気になる方は聞いてみてください。家にある、シャークとマキタのハンディクリーナーも比較用に撮影してみました。
再生音量によっても違うと思うので、一概には言えませんが、通常の掃除機と比較してもあまり差はないのではないでしょうか。
僕は、掃除機だしこんなものかなという印象です。
メンテナンス
メンテナンスもそれほど大変ではありません。
ダストボックスやフィルターは取り外しでき、水で洗うことも出来ます。
ダストカップやフィルターを水洗いできるのはとても嬉しいです。
例えば、パナソニックのル―ロなんかはフィルターの水洗いが可能ですが、アイロボットのルンバはフィルターは洗えません。
メイン・サイドのブラシも取り外して絡まったゴミを取り除けるので簡単です。
あと、タイヤ(車輪)が意外とホコリが付いて汚れます。
これも掃除することをおすすめします。ゴミがついたままにしておくと、不衛生ということもあるのですが、細かい砂など固形物が付いている場合、床に傷がついてしまう可能性もあるからです。
僕がテニスをするので、たまに家の中に細かい砂が落ちています。
テニスやめちまえ。
どのロボット掃除機でも車輪も掃除した方がいいとは思います。
ただ、特にエレクトロラックスPure i9.2は、くるくると自身が周りながら部屋の状況を確認して進行します。
なので車輪のゴミを取り除いておかないと床にゴミをグリグリと押し付ける形になってしまい、余計な傷の原因になりそうです。←語彙力
とりあえず、床の掃除に比べればこのくらいの作業はなんてことありません。
アプリ操作性
エレクトロラックスPure i9.2は、エレクトロラックス専用のアプリで操作できます。直感的に操作しやすいので便利です。
我が家では、外出先から操作するということはあまりないのですが、出先から掃除したいときにも便利です。
曜日や開始時間も指定できます。
他にも、掃除してほしくないエリアを指定したり、気になるエリアを重点的に掃除することもできます。
もちろん、掃除のモード(パワー・通常・サイレント)もアプリから選択できます。
IDとパスを家族間で共有しておけば、家族の誰でも簡単に使用できて便利です。
アプリが取れない方、Wi-Fi環境が無い方はこういった機能が使えません。ただ、掃除をするだけであればアプリが無くても大丈夫です。
ロボット掃除機を検討するにあたり、譲れなかった条件
ロボット掃除機を検討する中で、掃除能力はもちろんですが、他にも譲れない条件がありました。
- 家具を傷つけない
- 主張し過ぎない大きさ
- インテリアに馴染むデザイン
ゴミの除去率はもちろん重要ですし、どのロボット掃除機もそれぞれ高性能だと思います。
それに加え、上記の条件は絶対でした。
いちいち細かいな~。
そんなことをチクチク言われながらも、めげずに条件に合うものを探してようやく決まったのがエレクトロラックスPure i9.2です。
約半年程(2022.2.16時点)使用してみて、メリットとデメリットもわかってきたのでまとめたいと思います。
エレクトロラックスロボット掃除機のメリット・デメリット
実際、エレクトロラックスPure i9.2を使用して感じているメリットとデメリットをお伝えしていきますね。
メリットとおすすめな点
- 360℃確認して進むから家具にぶつかりにくい
- 排気口が斜め上向き
- インテリアに馴染む
- 角まで掃除する
- 暗い部屋でも大丈夫
- 小ぶりなのにダストボックス容量が大きい
- ダストボックスとフィルター共に水洗い可能
360℃確認して進むから家具にぶつかりにくい
繰り返しになりますが、エレクトロラックスPure i9.2は家具に当たりにくいという点がとても気に入って購入しました。
実際、使用していてもその点はとても良いと感じます。
3Dビジョンテクノロジーという独自の空間認識機能によって、360℃周りを確認しながら掃除していきます。
そのため、家具などにぶつかる確率が低くなります。
せっかくお気に入りのインテリアが、ロボット掃除機に傷だらけにされてはたまりません。
かといって全て自分たちで掃除するのも大変です。共働きだと尚更ですよね。
エレクトロラックスPure i9.2なら、家具など大切なものを守りつつも、しっかりと掃除してくれるので安心です。
ただし、家具や壁に全く当たらないかというとそういうわけではありません。場所によっては当たる場合もあり、それはデメリットのところで詳細をお伝えします。
でも物にぶつかる際には、かなり減速して当たるのでそこまで心配しなくても問題ありません。
排気口が斜め上向き
これ地味に大事な要素だと思うのですが、エレクトロラックスPure i9.2の排気口は斜め上を向いています。
そのため、床のホコリを上に舞い上げてしまうことが少なくなります。
最新のロボット掃除機は、そういう設計にはなっているものも多いですが、エレクトロラックスPure i9.2も漏れなくそうなっているので安心です。
有名なメーカーでも横向きに排気口がついているものもあります。そうすると床のホコリを盛大に舞い上げてしまいかねません。
排気口が上を向いていたら、吸い込んだゴミが排気口から空気中に舞わないの?と心配になりますが、エレクトロラックスPure i9.2のフィルターは2.2µm~3µmの粒子を99.9%キャッチできます。
つまり大腸菌くらいの大きさのものはキャッチできるということです。
なので、肉眼で見えるようなホコリが排気口から舞う確率は少ないと思います。
インテリアに馴染む
僕はインテリアなどへのこだわりが若干強い方だと思います。
掃除機など機能が重視される物も、可能な限りインテリアと馴染ませたいです。
エレクトロラックスPure i9.2は、ダークゴールドというカラー表記で、ややマットなゴールドという感じの色味です。
モダンなお家にももちろん合うと思いますが、木の質感がでているナチュラルなお家によく馴染むと思います。
僕の家も土壁でバンブー(竹)の床材を使用しており、家具も木でできたものが多いです。他にも格子の扉などちょっと和の要素が多い家なのですが、とてもすんなりと馴染んでいます。
これがブラックやホワイトといったパキッとし過ぎた色のロボット掃除機であれば、エッジが効きすぎてインテリアから浮いていただろうと思います。(ホワイトならまだマシですかね。)
角まで掃除する
エレクトロラックスPure i9.2は三角っぽい形状をしています。
そのため、角まで掃除することができます。角というのは、四隅のような90℃になっている隅っこです。
最近のロボット掃除機はどれも改良され、丸形でも壁際に沿うフチは掃除できるようになってきています。
ただ、丸形のものは四隅など角の掃除はちょっと甘めです。
現に、ルンバ s9+などの最新機種(2022.2.16時点)は従来の丸形ではなく、やや四角っぽい形(Dっぽい形)になってきています。
部屋の角というのは特にホコリが溜まりやすい場所なので、角までしっかり掃除できるというのは大切なポイントです。
暗い部屋でも大丈夫
エレクトロラックスPure i9.2は、電気がついていない部屋でも掃除することが可能です。
そのためお出かけ中に動かしても問題なく掃除できます。
ル―ロなども暗い部屋でも問題ないようですが、他メーカーのものは最新機種でも暗闇だと止まることがあります。
小ぶりなのにダストカップ容量が大きい
エレクトロラックスPure i9.2は、ダストカップの容量が700㎖と大きいです。
流石にルンバの上位機種など、ダストボックスが独立しているようなもの(ダストシュート型)の容量には敵いませんが、本体にダストカップが付いているものの中では最大級の容量ではないでしょうか。
ダストカップが大きいのに、本体のサイズは小ぶりで主張しないのでとても程良いバランスだと思います。
ルンバなどダストカップが独立している機種も検討しましたが、紙パックが一杯になるまで何日も放置するのが嫌だったのと、すぐにゴミの日に合わせて処理しちゃうなと思い選びませんでした。
紙パック代もかかりますし、場所も取りますからね。
本体とダストカップが一体になっているもので十分ですし、エレクトロラックスPure i9.2なら容量が大きいので特に困りません。
ダストカップ、フィルターが水洗い可能
ダストボックス、フィルターの両方を水洗いできるというのはメンテナンスする上で衛生的で良い点だと思います。
フィルターの水洗いがNGのメーカーもあるので、両方洗えるというのは大きなメリットだと思います。
フィルターが洗えないと、交換頻度にも関わってくるので重要なチェック項目だと思います。
デメリット
- どうしても当たる箇所がでてくる
- 床が傷つく??
- 英語
- マッピングするが故、通った後ゴミが落ちたら掃除してくれない
- スマホ・Wi-Fiは必須
どうしても当たる箇所がでてくる
エレクトロラックスPure i9.2は、かなり障害物にぶつかりにくい設計ですが、それでもどうしても当たる場合があります。
例えば、我が家の場合はリビングから和室へ繋がる角はかなり高確率で当たります。
画像のように角が連続することによって急な方向転換ができずに当たってしまいます。
また、ダイニングテーブルや椅子の脚などにも当たりがちです。
そのため、椅子を移動させてすっきりさせた状態で掃除をしてもらってます。
他の箇所は当たったり当たらなかったりする場合があります。
ですが、当たった場合もかなり減速してから当たるので物が傷つくということはほとんどありません。
ただ、例えば我が家で言うと和室の床の間の漆塗りの部分。
こういった艶っとしたところは、もし当たると擦れた傷が残る可能性大なので注意した方が良いと思います。(ロボット掃除機全般に言えると思います)
床が傷つく??
一度だけ、玄関ホールと玄関マットの隙間に挟まって動けなくなってしまったことがありました。
このとき、無理に復帰しようとしたのか、玄関ホールの床が少し擦った跡がついてしまいました。
これは少しショックでしたが、アプリで侵入禁止の設定をすることで対策できているので今は安心です。
マッピングするが故、通った後ゴミが落ちたら掃除してくれない
エレクトロラックスPure i9.2は、家の間取りを学習して効率良く動こうとします。
(どのロボット掃除機もマッピング機能付きの機種はそういう仕様だと思います。)
そのため、何度も同じ場所を掃除するということがありません。
もし掃除が既に終わっている箇所に新たなゴミなどが落ちた場合、そこを検知して掃除しに行くということは流石にできません。
ランダムに掃除していくロボット掃除機の場合は、もう一度そこを通って掃除してくれるかもしれません。その点は、マッピングするが故、仕方がないことだと思います。
ですが、短時間で効率的に掃除を終わらせてくれるという点ではエレクトロラックスPure i9.2はかなり優秀です。
英語
エレクトロラックスPure i9.2はスウェーデンのメーカーなので、英語で音声が流れます。
英語がわからない僕は、何を言っているのかなんとなくの想像でしかわかりません。
ただ、アプリを使用すれば言語設定を日本語に変更することができます。
そのためアプリを使用できる環境であれば、特に困ることはないと思います。
スマホ・Wi-Fiがない環境だと便利機能を最大限活用できない
エレクトロラックスPure i9.2は、アプリとWi-Fiの使用でいろいろな便利な機能が使用できます。
侵入エリアの指定、曜日の指定・掃除範囲の指定などを行おうと思うとアプリを使用する必要があります。
今はWi-Fiなどを導入している家庭は多いと思いますが、Wi-Fi環境が無い場合、スマホアプリを使えない(使いたくない)場合などには最低限の掃除機能しか使うことができません。
※アプリを本体と連携させるためには、Wi-Fiが必須です。
他社比較
代表的な他社製品とも比較してみました。
エレクトロラックスPure i9.2と他社ロボット掃除機の比較表を作ってみました!
商品名 | 商品画像 | 定価価格(税込) | 本体サイズ(高さ×幅×奥行㎝) | 本体重さ | 充電時間(80%充電時間) | 運転時間 | ダストボックス容量 | 乗り越えられる段差の高さ | 侵入できるソファ下の高さ |
エレクトロラックス14.4VPure i9.2 | 140,800円 | 8.5×31.5×27.5 | 約2.5kg | 約2時間 | サイレントモード約120分/通常モード約100分/パワーモード約60分 | 0.7L | 約2.2㎝ | 約9.5㎝ | |
エレクトロラックス14.4V Pure i8 | 109,780円 | 8.5×31.5×27.5 | 約2.5kg | 約2.5時間 | 通常モード約40分/エコモード約60分 | 0.7L | 約2.2㎝ | 約9.5㎝ | |
ルンバ s9+ | 202,092円 | 8.9×31.2×31.2 | 約4.0kg | 約3時間 | 約120分 | 記載なし(※) | 約2㎝ | 約10㎝ | |
ルンバ j7+ / j7 | 136,356円/104,178円 | 87×33.9×33.9 | 約3.4kg | 必要量充電、再開 | 約75分 | 記載なし(※) | 約2㎝ | 約10㎝ | |
ルンバi7+/ i7 | 142,868円/109,868円 | 9.2×35.1×35.1 | 約4.0kg | 必要量充電、再開 | 約75分 | 記載なし(※) | 約2㎝ | 約10㎝ | |
ルンバi3+/ i3 | 79,800円/49,800円 | 9.2×34.2×34.2 | 約3.2kg | 必要量充電、再開 | 約75分 | 記載なし(※) | 約2㎝ | 約10㎝ | |
ル―ロMC-RSF1000 | オープン(参考154,000円) | 9.9×34.5×33.0 | 約3.4kg | 約5時間 | 約100分 | 0.25L | 約2.5㎝ | 約11㎝ | |
ル―ロMC-RSF700 | オープン(参考103,000円) | 9.9×34.5×33.0 | 約3.1kg | 約5時間 | 約100分 | 0.25L | 約2㎝ | 約11㎝ | |
ル―ロMC-RSF600 | オープン(参考78,000円) | 9.9×34.5×33.0 | 約2.8kg | 約3時間 | 約70分 | 0.25L | 約2㎝ | 約11㎝ |
エレクトロラックスPure i9.2は、ロボット掃除機の中ではかなりコンパクトな方です。
そのため、家に置かれているソファの下などにも入れる確率が高いです。
充電時間が短い点も嬉しいです。フル充電は約2時間ですが、1時間で約80%は充電できるためその時点で可動させることも可能です。
ランニングコストも比較してみたよ
各主要ロボット掃除機のランニングコストも比べてみました。
商品名 | 消耗品 | 交換頻度 | 年間コスト(※1) |
エレクトロラックスPure i9.2 | ・フィルター 3,850円/2枚入 ・サイドブラシ 2,970円/2本 ・回転ブラシ 2,530円/1本 | 約6ヶ月毎 消耗による 消耗による | 7,865円 |
エレクトロラックスPure i8 | ・フィルター 3,300円/2枚入 ・サイドブラシ 2,970円/2本 ・回転ブラシ 2,530円/1本 | 約6ヶ月毎 消耗による 消耗による | 7,315円 |
ルンバ s9+ | ・フィルター 4,378円/3個入 ・デュアルアクションブラシ 4,378円 ・紙パック3枚入り 60回/枚 2,178円 ・エッジクリーニングブラシ 3本入 2,728円 | 約2ヶ月毎 半年~1年 毎約半年に1枚? 半年~1年毎 | 15,469円 |
ルンバj7+、i7+ | ・フィルター 4,378円/3個入 ・デュアルアクションブラシ 4,378円 ・紙パック3枚入り 60回/枚 2,178円 ・エッジクリーニングブラシ3本 2,178円 | 約2ヶ月毎 半年~1年毎 約半年に1枚? 半年~1年毎 | 15,312円 |
ル―ロMC-RSF1000、700 | ・サイドブラシ(L) (R)セット MC-ARB3 2,640円 ・回転ブラシ 1540円 ・スポンジフィルター 220円 ・ダストボックス(お手入れブラシ付) 2,420円 | 消耗による 消耗による 不明 不明 | 4,180円+フィルター代(※2) |
※2 フィルターの交換タイミングが個人の判断ということで明確ではありませんでした。
ブラシなど消耗の具合による部品は、1年に1回交換という条件で算出していますが、使用の環境や頻度によってはもっと持つ可能性もあります。あくまでも目安として参考にしてください。
比較してみるとルンバのランニングコストが高かったです。いろいろ要因はありますが、エレクトロラックスとル―ロはフィルターを洗えるという点が大きいように思います。
ランニングコストが気になる方は、参考にしてみてくださいね。
エレクトロラックスPure i9.2のネット上の口コミや評判
エレクトロラックスPure i9.2は、なかなかバランスのとれた高性能なロボット掃除機だということはわかりました。
ただ、ここまでは僕の主観がふんだんに入った内容でした。
世間のエレクトロラックスPure i9.2を使っている人はどう思われているのでしょうか?
気になったのでまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。
良い口コミ
まずは使って良かったという口コミを見てみましょう!
ブラシ部分の蓋が外れるので簡単に清掃できます。ダストボックスも大きいので、週に2回のゴミの日に捨てますが、週1回でも良いかもしれません(フローリングと畳の部屋です。)。リモコン?(スマホ?)はほとんど使用しておらず、不明
Electrolux公式サイトより https://www.electrolux.co.jp/appliances/robot-vacuum-cleaners/pi92-6dgm/
ロボット掃除機に求めていたことはとりあえず全部やってくれている。デザインもいいし、アプリのUIもUXもいい。広めの2LDKに住んでいるが今のところ問題はなし
Electrolux公式サイトより https://www.electrolux.co.jp/appliances/robot-vacuum-cleaners/pi92-6dgm/
昔からエレクトロラックスは好きで,スティック型の掃除機を数台愛用しています。
そんな,エレクトロラックスがロボット掃除機を出したと知って迷わず飛びつきました。エレクトロラックスらしいデザイン性をそなえながら,機能もしっかりしているので,大満足です。
特に三角形なのは日本の住宅事情にマッチしていると思います。部屋の角や家具の足との間等もしっかり掃除することができています。そして当たり前なのですが,通った後はしっかり綺麗になっています。
使い込んでいくうちにメンテナンスが良いのにも助けられています。昔からこの辺はこのメーカの強みだと思っています。掃除機メーカがちゃんと考えて作っただけあって良くできていると思います。今のところ不満はないです。
Electrolux公式サイトより https://www.electrolux.co.jp/appliances/robot-vacuum-cleaners/pi92-6dgm/
このメーカーの掃除機を所有していて、使いやすく好感を持っていたので年末年始に思い切って、初めてのロボット掃除機を購入しました。
検討機種はルンバとこの製品を比較して、店頭で説明を聞いてみました。吸引力はお互いを比較調査したものはないとのこと。カタログを見て吸引力が倍も違うようなことはないように感じたので手入れ使いやすさなどを検討して実際に動かしてもらいました。
ルンバは意外にも「ドン!ドン!」と壁にぶつかる音がとても大きく、何回もやっていると壁にキズがつくような予感・・・本体も丸型で大きく感じた上に肝心のゴミ収納が小さく、フィルターは水洗いができないとのこと。
結局はエレクトロラックスは壁にはほとんどぶつからず、ゴミ収納部分が大きくて水洗いもできて、手入れがしやすそうだったので購入しました。今のところ順調に動いていて、手入れも楽で部屋全体は約40分ぐらいで掃除をしてくれて大変満足です。
Electrolux公式サイトより https://www.electrolux.co.jp/appliances/robot-vacuum-cleaners/pi92-6dgm/
アプリと連動して能力を最大限に発揮できるようになっています。記録はかなり正確にとっており、どこを掃除したかは、アプリ上のマップで確認が出来ます。
実際の清掃機能ですが、回転式のブラシと三角形のボディで、かなりキワの部分まで、床のほこり等をかき取ります。
私の家は小鳥をペットとして複数羽飼っているので、床にばらまいたエサや抜けた羽毛など、しっかりと取ってくれるので助かります。これは凄い製品です。
Electrolux公式サイトより https://www.electrolux.co.jp/appliances/robot-vacuum-cleaners/pi92-6dgm/
良い評判の方は、僕が感じたことと近かったように思います!
- メンテナンスが簡単!
- ダストボックスが大きくて助かる!
- デザインが良い!
- 隅っこまで掃除してくれる!
- 壁や物にぶつかりにくい!
- ペットのいる家でもしっかり掃除できる!
確かに、角や際まで掃除してくれつつも、家具などには当たらないロボット掃除機って意外と少ないんですよね。
その上、デザイン性に優れているとなると選択肢はさらに狭まるように感じます。
エレクトロラックスPure i9.2は、そういった総合力の高さが好評だったようです。
悪い口コミ
次にあまり良くなかったという意見も見ていきます!
フローリングや洗面所、キッチンのスポンジタイルではスムーズに動いてくれますが、絨毯になると絨毯の毛並みに負けてしまってガタガタした動きになったり行ったり来たりを繰り返してしまいます。ラグのような長い毛足ではありませんが。
ただし、掃除機としての機能はしっかりしているのでゴミを綺麗に吸い取ってくれます。腰の悪くなった高齢の親宅で楽をさせてあげようと使ってみましたが、絨毯敷き詰めのために思うような結果にならず評価が難しいです。
Amazon販売ページより https://www.amazon.co.jp/-/en/product-reviews/B07XLSHFDT/ref=acr_dp_hist_3?ie=UTF8&filterByStar=three_star&reviewerType=all_reviews#reviews-filter-bar
ロボットしては、有名他社製品よりバカかも。
吸引力はかなり高いです。形状的に、隅っこにも強い。音は、かなりうるさいですね。
Amazon販売ページより https://www.amazon.co.jp/-/en/product-reviews/B07XLSHFDT/ref=acr_dp_hist_3?ie=UTF8&filterByStar=three_star&reviewerType=all_reviews#reviews-filter-bar
吸引力は凄いのですが、音が大きく、掃除し残しが多々あるのが難です。畳の和室12畳を掃除させて見たところ、充電器を置いた畳の部分から始まってまずまず順調にほど掃除をし、次にコタツの敷物の上に乗り上がり掃除をし始めたのですが、少しふかふかで毛足も毛布程度に長めのせいか、生地を巻き込み気味で、進みが遅く大きな音とタイヤの後を残して一応綺麗に吸い取ってくれました。家具や床置きの家電などにはぶつかる事はほぼなく、カメラで見ていることがわかります。区画ごとに区切る様にして掃除をして行きます。ですが同じとこばかり掃除してどうしてその先に行かないんだ?と思うことが何回もあり、結局進まなかった箇所は掃除されずに終わってしまいました。(コタツの下敷きでパワーを使いすぎたのかもしれませんが、掃除し残しをしたまま、充電器に戻ってしまってちょっとがっかり)コタツの下敷きを後でよく見たところ、上でグルグル回った際に、本機のどこかのナイロンのブラシ部分が敷物の毛に絡まっていました。もう少し賢くても良いのになあと思いましたか、ダストカップにはたくさん繊維的なゴミが入っていましたので、吸引力はあると思います。フローリングの床向きだと思います。
Amazon販売ページより https://www.amazon.co.jp/-/en/product-reviews/B07XLSHFDT/ref=acr_dp_hist_3?ie=UTF8&filterByStar=three_star&reviewerType=all_reviews#reviews-filter-bar
極端に悪いものはなかったのですが、「音が大きい」という意見と「絨毯で止まる」という意見が少し見られました。
音は先述の通り、普通の掃除機とそこまで大きくは変わりません。マンションなど隣が近い状態だと時間帯は気にする必要はありそうです。
サイレントモードでも十分に掃除してくれるので、音が気になる方はサイレントモードで使用されても良いかと思います。
絨毯については、公式ページや説明書にも記載があるのですが、毛足の長いラグについては掃除することができません。
我が家には毛足の長いラグがなくて検証はできないのですが、毛足の短い玄関マット、キッチンマット、ラグであれば問題なく使用できました。
口コミからみるエレクトロラックスPure i9.2をおすすめできる人、できない人
口コミと自分が使っいる感想からおすすめできる人とできない人をまとめてみました。
おすすめできる人
- 高性能かつ、小型(ソファの下などにも入りやすい、場所を取らない)のものがほしい。
- デザイン性に優れたもの、インテリアと馴染むものが欲しい。
- 家具を傷つけたくない。
- 隅っこまで掃除してほしい。
- ダストボックスが大きいもの、洗えるものがいい。
やはりおすすめな点は総合力だと思います。
高額な製品になってくるので、掃除の能力が高いことは当たり前なのです。
隅っこまで掃除してくれるのに家具などには当たりにくいというところはとても良いです。
また、メンテナンスやアプリ操作が簡単なことも嬉しい点です。
それでいてデザイン性が高いことがおすすめポイントです。
特に和風、和モダン、北欧といったインテリアには非常によく合うと思います。
おすすめできない人
- ダストシュートが付いているものがいい。
- 拭き掃除と連動できるものがいい。
- 安価なものがいい。
エレクトロラックスPure i9.2はダストボックスが700mlとかなり大きい方です。
なのでダストシュートが無くても困ったことはありません。
ですが、ダストシュート付きの機種は、長くゴミを放置できたり、紙パックを捨てるだけだったりと利点もあると思います。
僕は掃除したゴミはすぐに捨ててしまいたいので、ダストシュートは不要だと思いましたが、
ライフスタイルによってはダストシュート付きの方が良いという方もいらっしゃると思います。
そういった方にはお勧めできないかもしれません。
他にも、エレクトロラックスは拭き掃除を行える機種は出ていません。
なので床拭きロボットと連動させたい方には不向きと言えます。
また、決して安いと言える値段ではないので、安価なものを探している方にもおすすめできません。
しかし、総合力の高いロボット掃除機で、さらにメーカー価格よりもかなり安く買えるお店もあるため、僕としてはとてもおすすめです。
購入方法・最安値は?
なぜ僕がここまでエレクトロラックスPure i9.2をおすすめするのか。
それは価格にあります。
定価だと、14万円ほどとかなり高額ですよね。
が、しかし!
ネットを見ていただければわかるのですが、ECモールだと半値前後で購入することができます。(2022.2.17時点)
これが僕がおすすめする最大の理由です。
ちなみに僕はほぼ定価で買ってしまいました……
性能が良くても、デザインが良くても、14万円は流石に躊躇します。震えます。
あなたも生まれたての小鹿のように震えてたわね。
でもそれが半値ほどで購入できるのなら! これは出す価値アリです。
この値段で買いたかった……
安く買えるようになったからこそ、記事にしてお伝えするに至りました。
なのでECモールでの購入をおすすめします。
購入前に知りたいQ&A
エレクトロラックスPure i9.2を購入する前に知りたいQ&Aをまとめてみました。
段差で落ちない?
我が家ではそういったことは一度もありません。
口コミなどを調べてみても、そういった内容は見つけられなかったので段差は問題ないと思います。
物に当たったときの衝撃はどのくらい?
衝撃は小さく、思いっきり当たることはないです。たまに若干強く当たる場合もありますが、それでもかなり緩い方だと思います。
他のメーカーは、比較すればわかるのですが最新機種でも家具などに思いっきりぶつかって傷がつくことがあります……
ラグなどはちゃんと掃除できる?
家にはあまりラグがないのでたくさんの検証できないのですが、玄関マット、キッチンマット、薄いラグなどは問題なく掃除できます。
口コミを見ていると、毛足の長いラグは少し絡まることがあるようですね。
あと、床全体が絨毯の部屋なんかにも少し弱いようです。
説明書の注意点にも、毛足の長いラグへの使用はできないと記載してあります。
製品保証の期間は?
基本的に1年間です。
エレクトロラックス公式ページから購入すると、2年保証に延長することができます。
ただ、公式ページは値引き幅が小さく、定価近くでの購入になります。
それであれば、ECモールで安く購入された方がメリットは大きいのではないかと思います。
ちょっとマメ知識
エレクトロラックス社は、スウェーデンのストックホルムに本社がある、ヨーロッパ最大の家電メーカーです。
実は、ロボット掃除機を世界で一番最初に販売したのもエレクトロラックス社です。
ルンバ(アイロボット)が最初だと思っていた…
2001年にTrilobite(トリロバイト)という名前で販売が開始され、日本でも2002年から販売をスタートしています。(ちなみにトリロバイトとは三葉虫という意味です。)
販売開始当時、販売定価はなんと約28万円だったそうです。
に、にじゅうはちまん!?
格安で販売がスタートしたルンバと違い、高級路線を走っていたようです。
そう思うとロボット掃除機もとても身近なものになったのですね。
まとめ
エレクトロラックスPure i9.2は、機能・デザインを両立させた数少ないロボット掃除機です。
それを安価で購入できるとなるとこれは見逃せません。
ゴミをちゃんと掃除してくれるのは当たりまえ、
さらに家具を傷つけたくない、インテリアに馴染ませたい、コンパクトなものがほしいという方にはおすすめの1台です。
エレクトロラックスPure i9.2に掃除を任せ、ぜひゆっくり優雅な時間をとってください。
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